いつだって漂流

鳥取二日目。
雨が降りそうな曇り空。
じっくり観光出来るのは、この日だけ。
早朝にホテルを出発。
車内でコンビニ朝飯を食しながら、最初の目的地に向かいます。



前日、荒れ狂う日本海を目の当たりにしてしまったので、撮りたくなったのです。
だから、近場の白兎海岸へ。
海岸に下りる前に、白兎神社でお参り。

鳥居の両側には、兎の像が。
色々なポーズの兎が可愛かったです。
フィルムで兎は撮らなかったので、デジカメの写真。
不機嫌そうな表情。

この上に乗せられている石は、縁結びの石だとか。
「この旅で良い縁に恵まれますように」
旅先での縁は非常に重要。
人はもちろんですが、店や風景、天候だって全てが「良縁」あってこそ、楽しくなるのです。



そして、荒れ狂う日本海に。

浜辺には色々な漂着物が。

どこから流れて来たのだか。
それでも、何となく魅かれる物がありまして。

何故に玉ねぎ。

そんな漂着物を夢中で探していたら、あっという間に1時間は経過していました。
予定外。
でも、何も決まっていない旅だから、いいんです。



次の目的地に向かう途中。
また気になる場所が。
浦富海水浴場に寄り道。

奥の島に鳥居が。

カモメが。

スルメ一歩手前のイカが。
ここでも、風に吹かれつつシャッターを切る。
荒砂神社でもまたお参り。



一向に、予定地に着かない旅。
それも何かの縁なのでしょう。
1分1秒、そのタイミングで全く違った物と出会える。
こんな行き当たりばったりを楽しんでいたのでした。