2012-03-01から1ヶ月間の記事一覧

立ち上げ屋

ここ1ヶ月くらい、頭と体力を悩ませてきた仕事がひと段落。 何をしていたかと言うと、新設老人ホームの立ち上げ。 私の会社は、老人ホームに日用品やら消毒関係の商品だとか、消耗品を販売しているのです。 1件の老人ホームが初期に必要な物は、とても多い…

コンプレックスなど干物にして食べてしまいたい

はまりましたよ、先生。じろじろ日記 (ちくま文庫)作者: 赤瀬川原平出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1996/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (5件) を見る 中古カメラ中毒患者の第一人者である。 私も、面白いほど単純に感染。 その教祖のエッセイ集。…

時給100円

1年に何度か仕事量がパンクして、休日出勤するという事態が起こります。 期限の迫った仕事が重なって、通常勤務時間では処理出来ない。 こんな、個人経営の小さな会社には、休日出勤手当などあるわけでもなく。 自分が「ヤバイ」と思うから休日出勤するとい…

生きる。生きよう。生きている。

昨日と今日、2日連続で訪れた写真展。 「生きる 東日本大震災から一年」 一年前、私は鳥取県にいた。 たまたま、有給を取っていて。 たまたま、この地で旅行をしていた。 観光バスの中で、何かが起こったことを知った。 その「大変な」ことの具体的な事を伝…

知ってる。泣くということは、何にもまさる重労働なのだ。

久々の横山作品。 そして警察物。 人間関係がドロドロしてて息抜き場面とかなくて、読んでいて疲れるのだけれど、一気読みしてしまう。 やっぱり、惹き付けられるし、面白いんです。陰の季節 (文春文庫)作者: 横山秀夫出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2001…

サヨナラだるま愛好会

福造は、上機嫌だった。 昨日の公約通り、相棒は彼を外に連れ出した。 「寒い、寒い」と連呼する割りには、軽快にシャッターを押す。 そこには、色とりどりのダルマと、たくさんの人が犇めいていた。 相棒のように、撮影目的の人も多い。 やや平均年齢が高い…

くるくる笑顔

福造は、傷付いた。 目の前の赤子が、彼を見るなり大泣きしたのだ。 せっかく、普段は登場しないポートレイト用の80mmレンズを装着しているというのに。 戸惑っているうちに、母親から「早く、カメラ隠して」と宣告されてしまう。 「お前の姉は、年配者を…

可憐な爆笑

シリーズ二作目。 こちらが、映画「探偵はBARにいる」の原作。バーにかかってきた電話 (ハヤカワ文庫JA)作者: 東直己出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1996/01/01メディア: 文庫 クリック: 19回この商品を含むブログ (68件) を見る ハッタリをかまし、走…