エリート達にモノ申す

今日読み終った本。
できるビジネスマン偽装講座
先週末ヴィレヴァンで買ってしまった本です。
昨年は、私も社会人の端くれとして、真面目なビジネス本を読みあさりました。
営業の基本だとか、セールストークだとか、人の心理だとか、サクセスストーリーだとか気が利く話し方(内容は親父ギャグばかりで最悪でした)だとか…。
はたまた、福祉関係の本(若干、ですが)や、ウチの会社の創始者の自伝まで。
ちなみに、創始者の自伝で役に立ちそうなのエピソードは数ページだけで、その他の二百数ページはただの日記のような代物でした。
素人は下手に執筆活動をしちゃいけません。
題名も突っ込みどころ満載なんですが、会社の威厳に懸けてここでは触れません。



話は戻って、それなりに為になったものもあればそうでないものもありました。
私は1度読んだ本は、相当気に入らない限りは読み返しません。
だからか、読んだことは、ほぼ身に付いてないです。
そして質の悪いことに、ビジネス本は読んだ(買った)だけで、出来た気になってしまいます。
それも一種の自己啓発なのかもしれませんが。
で、この本(ISBN:4798009156)を途中で挫折した(読むのを先送りした)ときに悟りました。
しばらく勉強するのはやめよう、と。



前置きが長くなりましたが、この本はシュールで実に楽しいです。
この全体的に漂うダメダメ感といい、とても好みでした。
これをお手本にするにはまだ時期が早いですけど、ちょっと仕事が楽しくなりますよ。
ビジネスの為ではなく、面白本を読む感覚でお勧めです。