花火はどこから見たって丸いんだ

日本の夏といえば祭です。花火です。
今日、地元の花火大会に行って来ました。
気が向いたので浴衣も着てみました。
一人で着付けしてみたんですけど、その割にはなかなか上手くいったのではないかと思われます。
細かいことを気にすると限がないので、「外は暗いからわからないだろう」という結論に結びつけ、出掛けました。
浴衣っていいですよね、見た目とは裏腹に苦しいし暑いんですけど。
私は好きです。
おばぁちゃんになったら、普段着に着物を着ることが夢です。



今年は例年より人が多かったらしく、人がすごかったです。
そして、なぜか出店が少ない。
どの出店も長蛇の列でした。
友達とフラフラ出店を見て回っていて、最初に何を買おうか、という問いに私は、
「ビール」と迷わず答えました。
浴衣で風流に決めてみても中身はコレですから。
世間の荒波に揉まれて、すっかり汚れてしまいました。



あまり並ばなくても買えそうな出店を探しているうちに花火が始まりました。
夏が来ました。
夜空に咲く大輪の花。
それでも、とりあえずは、食料。
花火の見えない出店で並びながら音だけ聞いていました。
花より団子、ふと脳裏に浮かんだ言葉を無視しながら、食料を調達。
後半はゆっくり花火を堪能しました。
ラストの「もう最後だから、余ってる花火全部上げちゃえ〜」みたいなヤケクソに上がる花火は絶品でした。



人って、悲しいときに涙が出ます。
嬉しいときにも涙が出ます。
感動したときにも涙が出ます。
悔しいときにも涙が出ます。
痛いときにも涙が出ます。
そして、美しいものを目にしたときにも、涙が出ます。