O型の料理

夏休み最終日です。
連日、活動し過ぎたので、いい加減疲れました。
と、いうわけで本日は家で静養してました。
家に生産性のない人が一人ダラダラしてる…我が家のモットーは「働かざる者、喰うべからず」です。
当然の如く、夕飯を作れとの命令が下りました。



私は、あまり料理はしません。
でも料理は好きな方です。
ただ、片付けることが面倒なので、やらないだけです。
本と材料と道具さえあれば、ある程度の物は作れます。
本がなくても、適当に拵えることは得意です。
いわゆる、創作料理というやつですね。
和洋中、それっぽい物なら作れます。



ちなみに、得意技はフライパン裁き(中華鍋も操ります)。
あと、冷凍餃子をキレイに焼くことです。
ただ単に、中華のファミレスの厨房でバイトしたことがあるだけなのですが。



今日は、カレーを作ることにしました。
簡単だから、理由はそれだけ。
カレー作りは楽しいです。
ここで、ねじまき流カレーの作り方を紹介します。

1.材料を切る
ポイントは玉葱。全体の3分の2はみじん切り、残りは大きめに切ります。
玉葱は溶けちゃいますが、大きければ、気持ち残るので。
ちなみに、玉葱を切る際、涙が出ないようにと水中メガネをつけたことがある人は少なくないはず。
実は、まったく意味ないんです。
鼻が玉葱の涙成分を吸って涙が出るというメカニズムなので、涙防止策は「鼻栓」です。
ティッシュを鼻に詰めてください。
急な来客には十分注意することを忘れてはいけません。

2.玉葱を炒める
ポイントは、煮る鍋で炒めないこと。他の具も同様。フライパンで炒めます。
夏なのでにんにくをたっぷり入れてやりました。
事前にラップに包んでチンすると臭みは軽減されます。
油でにんにくを炒めて香りが出てきたら、玉葱投入。
2時間じっくりと飴色になるまで炒める心意気で炒めますが、実際は面倒くさくなって30分位で諦めます。

3.肉を炒める
炒めた玉葱を鍋に移し、同じフライパンで肉を表面だけ炒めます。
味塩コショウも忘れずに。
なぜだか、フライパンで炒めると肉は柔らかくなります。

4.根野菜を炒める
肉を鍋に移し、火の通りにくい人参、じゃがいもをさっと炒めます。

5.煮る
鍋に水を入れるのですが、私のカレーは水はあまり使いません。
りんごジュース(青森産のシャイニーというりんごジュースが美味しい)やら牛乳やらを惜しみなく使用。
田舎が青森なので、りんごジュースは腐るほどあるのです。
今日は2缶投入。あとは帳尻合わせに水を。
この時点ではかなりグロテスクです。

6.更に、煮る
今度は火が通りやすい(と思われる)具を入れます。
ナス、キノコ、ピーマン、ブロッコリー…とりあえずそれっぽい物を入れてみる。

7.ルーの登場
根野菜が柔らかくなったらルーを入れる。
ようやく、食べ物になります。
決してルーを入れる前に味見はしないで下さい。
 
8.隠し味
なんとなく、チーズ(ワイン用のカマンベールしかなかった)を入れてみる。



…こんな感じです。りんごジュースがいい感じにまろやかで、美味しいですよ(自己評価)。
カレーは何を入れてもカレーになるところが好きです。
気分によってチョコ、醤油、ヨーグルトなどを入れても、カレーになるんです。
そんな料理、他にはないですよね。
夏はやっぱりカレーに限ります。



そういえば、学生の頃、闇鍋ならぬ「闇カレー」をしたことがあります。
甘栗、うずらの卵、うまい棒、もち、うどん…
前者2つは意外とイケました。
うまい棒は溶けてなくなり、もち、うどんはカレーを侵食していました。
そんなことを思い出しながら、カレーを作っていました。