夢ノ国

雨が降りそうで降らない天気の中、ディズニーシーに行ってきました。
お隣りのランドはハロウィン最終日ということもあり混んでいましたが、シーは特別なイベントもなく、比較的すいていました。
ディズニーの力は偉大です。
誰もが童心に返り、いい大人がねずみや猫や宇宙人やらの耳付けちゃうんですから。
それで財布の紐は緩む緩む。
夢の国のくせに上手い商売しているな、と冷めた視線で見てしまう自分は捻くれ者だと思います。
自分は人込みも好きじゃないし、延々並ぶのも面倒臭い。
周りのテンションがミッキーに感化され上がっていくのと反比例して、私の冷めた視線はより冴えます。



しかしながら、そんな私でもはしゃいでしまいました。
乗り物目掛けて走ったり、子どもを差し置いてジーニーを独占したり…大人気なかったです。
私をそこまで突き動かすディズニーマジック、すごいです。



ディズニーシーで本格的に遊んだのは初めてでした。
ランドより好きですね。
もっとも、ランドには8年足を踏み入れていないですけれど。
そんなに広くなくてアトラクションも少ないので、何に乗ろうか迷ったり、あれもこれも行かないと…と追い立てられる必要がないのが良いです。
歩いているだけで旅行気分になれるし、平均年齢高いし、お酒もあるし。
ゴンドラは卒業旅行で行ったベネチアを思い出しました。


とても不思議な空間から帰るときは現実に引き戻されます。
例えば、閉園する間際にどこかに隠れていて、ディズニーランドで一晩過ごした人とかっているのですかね。
一人くらい、ゲリラ戦っぽくディズニーランドで隠れ住んでいる住人がいてもいいんじゃないかと思いました。
要するに、ディズニーランドは楽しいってことです。