マクトゥーブ〜それは書かれている〜

今日読み終えた本です。
アルケミスト (海外シリーズ)
散々、外国の本で挫折してきましたが、これは簡単に克服しました。
この本はヴィレヴァンで衝動買いした本ですが、外国の本に懲りたので、もう少し後になってから読もうと思っていました。
しかし、先日購入した「BRUTUS」で紹介されていたので、読まずにはいられませんでした。



この本は旅のお供に最適です。
旅に出たくなります。
文章もキレイなので満足です。
特に、主人公が運命の女性に出会う場面の表現は素晴らしい。
そして、ラストの描写も良いんです。
この話、ブラジルでは「星の王子様」と並ぶ程、有名みたいです。
日本ではそれ程有名ではない気がします。
勿体無いです、もっと広めるべきです、この本を。



そして、今日はもう1冊紹介。
営業ものがたり
これは、今日本屋で立ち読みしました。
いつ立ち読みしているんだ、という突っ込みはしないで下さい。
この本の著者である西原理恵子さんの漫画を読んだきっかけは、同期の紹介でした。
相当な読書家である彼の一番のお勧めであるとのことで、「ぼくんち」という漫画を借りたのです。



この人の書く話は、心の奥をぎゅっと掴まれるような感じで、その痛みが心地良いんです。
すごくチクチクしていて、考えさせられます。
とても、深いです。



立ち読みだったので、この本に収録されていた一作品を読みました。
「うつくしいのはら」という話です。
不覚にも泣きそうでした。
いえ、多分、泣いていました。
この話を読み終えるまでの10分間、損はしないはずです。
是非、手に取ってみて下さい。