緑の猫と旅は破壊の結果
昨日の夜に読み終わった本。
- 作者: 江國香織
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2005/11/01
- メディア: 文庫
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本を読むペースが早過ぎて、出費が増えています。
最近、本を手放すことができません。
何にもしない時間を作りたくないのです。
色々なことを考えてしまうので面倒臭いから、現実逃避に出掛けるのです。
そろそろ休んでも良い頃だとは思うのですが、まだ私の足は止まりたくないと言っています。
今日読み始めた本も、相当面白い予感がするので、また近いうちに感想を書く羽目になるでしょう。
地元の駅に着いても、本を読むのを止められなくて、駐輪場の入り口まで本を読みながら歩いていました。
気付いたら目の前に練習終わりの後輩たちがいて、きまりが悪かったです。
本の感想。
季節がちょうど今と同じでした。
クリスマスとか正月だとか、登場人物は女子高生なので期末テストだとか。
この時期に手に取って良かったと思いました。
これは夏に読む本ではありません、多分。
以前から何度か触れていますが、江國香織の作品は大好きです。
自分は自分でいいんだって思えるようになるからです。
周りを気にせず、自分は自分のペースで愛しい時間を探し出すのです。
同じ学校の同じ教室で勉強している女子高生の6つの話でした。
背表紙には残酷でせつない、とても可憐な物語とあります。
確かに。
絶対、その6人の中に自分と重なる子がいると思います(女性限定ですが)。
6つの話の主人公は別々でも所々で繋がってる、そういう構成はとても面白かったです。
大分昔なのでテストの後とかこんなんだったかなぁ、とか懐かしくもなりました。
しかしながら、今の高校生ってどんな物が流行っていて、どういう文化を築いているのでしょうか。
気付けば、ルーズソックス履いている子を最近見掛けません。
遠い昔の話ですね。