ルートになりたい
とても満足、今日読み終わった本はコチラです。
- 作者: 小川洋子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/08/28
- メディア: 単行本
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そして、待ちに待った文庫本版が発売されたので即購入。
とても、いとおしい物語でした。
ほんわかしていて、たくさんの愛に満ちています。
冬の寒さで凍り付いていた心の隅っこが少しだけ温かくなりました。
今年も終わりに近づいてきましたが、今年読んだ好きな本ベスト5入りは確実です。
大逆転でした。
この本は、誰にでもお勧めしたいのですが、特に数学が苦手な中学生に読んでもらいたいです。
この本の主要人物である博士は、数学をこよなく愛しています。
彼の力説を聞くと、「数学ってこんなに面白くて美しいんだ」って思えます。
今更ながら、もっと数学を真面目に勉強しておけば良かったと思いました。
数学は嫌いではなかったんですけど、この博士の視点を持って勉強していたかったです。
博士の唱える√の素晴らしさ、現役で勉強していたときは想像すらしませんでした。