命は未来の果実であり、過去への葦舟である。

勢いが止まらない、読書熱。
今日読み終えたのはコチラです。

ライオンハート (新潮文庫)

ライオンハート (新潮文庫)

新潮社で発表した「私の好きな作家」ベスト10で堂々1位を飾った著者です。
まんまと新潮社に乗せられて購入してしまった次第です。



これは、とても壮大な物語です。
これを読むと、運命って本当にあるのかな、と思ってしまいます。
とんでもなく、うっとりしてしまいます。
あの高揚感は、まさしくあのときの感覚です。
あまりにも素敵だったので、優しい溜息を連発してしまう位、良かったです。
話の中に、私の好きなミュシャの絵が出てきたこともポイント高いです。



これは映画化して欲しいと切に感じました。
安っぽい邦画ではダメです。
登場人物が外人だから、というのもありますが。
絶対、良い作品になると思うんですけど。