勝る者なし
昨晩読み終えた本です。
持ち歩けなかったので、寝る前に少しずつ読んでいました。
- 作者: リリー・フランキー
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2005/06/28
- メディア: 単行本
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気にはなっていたものの、文庫版が出るのはまだまだ先になりそうな予感がしたので、買おうかどうか迷っていました。
しかし、幸運にも友達に借りることができ、ようやく読むことが出来ました。
私も当然の如く泣きました。
最後の方はティッシュを手放せませんでした。
でも、笑えるところはちゃんと笑わせてくれました。
笑えて泣ける本は得した気分で大好きです。
これを読んで改めて思ったことは「母は強し」です。
誰にでも母はいて、母は強くて、母に勝る物なし。
職場の人曰く、「男は少なからず、誰でもマザコン」だそうです。
それも納得。
だって母は偉大なんですから。
ふと思い出してみると、私が初めて文章で泣いた作品は日本一短い「母」への手紙 一筆啓上 (角川文庫)でした。
中学校の国語の教科書に載っていました。
私は、新学期に新しい教科書が来ると、必ず国語の教科書を一読します(授業中に)。
どんな話が載っているのか気になってしまい、授業で取り上げる日まで我慢できないのです。
例の如く、国語の授業中に教科書の先を読む私。
そして、出会った母への一言たち。
普通の人が書いたのに、すごく個人の想いで溢れていて、思わず泣いてしまった記憶があります。
母にはいつまでも元気でいて欲しいです。
母になる人には、強くいてもらいたいです。
ゆずの「女神」という曲、聴かせてあげて下さい。
今、ボロボロになった人へが気になるのですが、本屋のレジに差し出すのにためらいがある為、保留します。