勝る者なし

昨晩読み終えた本です。
持ち歩けなかったので、寝る前に少しずつ読んでいました。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

この本は巷で大絶賛、泣ける本として話題になっています。
気にはなっていたものの、文庫版が出るのはまだまだ先になりそうな予感がしたので、買おうかどうか迷っていました。
しかし、幸運にも友達に借りることができ、ようやく読むことが出来ました。



私も当然の如く泣きました。
最後の方はティッシュを手放せませんでした。
でも、笑えるところはちゃんと笑わせてくれました。
笑えて泣ける本は得した気分で大好きです。



これを読んで改めて思ったことは「母は強し」です。
誰にでも母はいて、母は強くて、母に勝る物なし。
職場の人曰く、「男は少なからず、誰でもマザコン」だそうです。
それも納得。
だって母は偉大なんですから。



ふと思い出してみると、私が初めて文章で泣いた作品は日本一短い「母」への手紙 一筆啓上 (角川文庫)でした。
中学校の国語の教科書に載っていました。
私は、新学期に新しい教科書が来ると、必ず国語の教科書を一読します(授業中に)。
どんな話が載っているのか気になってしまい、授業で取り上げる日まで我慢できないのです。
例の如く、国語の授業中に教科書の先を読む私。
そして、出会った母への一言たち。
普通の人が書いたのに、すごく個人の想いで溢れていて、思わず泣いてしまった記憶があります。



母にはいつまでも元気でいて欲しいです。
母になる人には、強くいてもらいたいです。
ゆずの「女神」という曲、聴かせてあげて下さい。



今、ボロボロになった人へが気になるのですが、本屋のレジに差し出すのにためらいがある為、保留します。