空を飛ぶ

長時間の電車移動と、次のアポまでの時間潰し。
そこに小説が一冊あれば、時間がすぐに過ぎて行きます。

時生 (講談社文庫)

時生 (講談社文庫)



本当に、東野圭吾の作品は引き付けられます。
殆どの作品で思うのですが、最後の一文にいつも感嘆してしまいます。
どうしたら、あんなに余韻の残る一文が書けるのでしょうか。



この話のあらすじは、ネタバレしそうなので割愛します。
有り得ないと言ってしまえばそれまで。
小説を読む以上、現実は最小限でよくて、感動があればいい。
一冊の本を読む間に、一度でも微笑んだり、泣きそうになったり、考えたり、そんな瞬間があれば読んだ甲斐があったと思います。
暫くは、この幸せな余韻に浸っていたい気分です。



帰り道の活字がなくなったので本屋に寄りました。
最近、文庫本は買い溜めしたばかりなので、久し振りに雑誌を購入。

BRUTUS (ブルータス) 2007年 8/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2007年 8/15号 [雑誌]

表紙が素敵だったので。
公園でほのぼのしたいです。
夏は暑いけれども。