呪文のように「仕方ない」とつぶやいていた

夏休みはお子様がたくさんです。
自然と上映作品も子供向けが多いです。
普段なら避けたいこんな映画館ですが、観ないわけにはいかなかったのです。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団



なぜって、ゲイリー・オールドマンが出演しているからです。
前々作では期待を膨らませて観ましたが、出番が少ないこと。
私が一番期待していた原作の場面が見事に飛ばされていたという悲劇。
さらに、前作に至ってはCGでした。
それだけで、私の映画の評価は急転落といった結果を招いていたのでした。



原作は、前作から読んでいませんが、だいたいのあらすじは知っていました。
あらすじというか、ゲイリー演じるシリウス・ブラックの。
さすがに、前作のようなお粗末な扱いはないだろうと。
やっぱり、素敵でした。
あの微妙な表情、あのまなざし、アクの強さ。
「歳とったな」とは思いましたが、それでも素敵さは健在です。
成長と言えば、主要人物3人は凄まじいですけれど。
子役の宿命って悲しいです。
ハリーの仲間の不思議ちゃんは、良い味出てて可愛かったです。



洋画はよく観るし、お気に入りの俳優さんもたくさんいますが、ゲイリー・オールドマンは格別です。
意外と知らない人が多いですが、必ず彼が出演している作品を目にしたことがある、名脇役
理由を挙げると長くなるので書きませんが、とにかく大ファンなのです。
そんな訳で、映画の内容は大した問題ではありません。
彼が出ていない場面では半分意識飛んでいましたし。
しかし、扱いがやはりお粗末でした。
贔屓目に見ているので仕方ないですが、もう少し目立たせてくれればいいのにと思い、不満タラタラです。