よく、キレる

先日参列した友人の結婚式。
結婚式といえば、引き出物。
敢て、白ワインとは言いません。



引き出物の定番と言えば、食器。
一人暮らしの身としては、嬉しいアイテムです。
しかし、使い道がない大きさだとか、ちょっと好みと違ったりすると置き場所がなくて持て余してしまいます。
座席表代わりでもある自分の名前入りのワインなんて、即行自分の胃の中に処分します。
自分の名前飾ってても仕方ないし。



今回頂いた引き出物は「カタログギフト」でした。
これは、かなり嬉しかったです。
最近のカタログギフトは進化しているようで、「お洒落なカフェご招待」だとか「日帰り温泉」とか、粋な選択肢もあります。
カタログを眺めながら、鼻唄交じりに悩みました。
インテリアも素敵、コーヒーメーカーも欲しい、タオルも実用的、本でもいいし、カフェにも行ってみたい、食べ物も捨てがたい。
それでも、目が行ってしまうのは食器だったりする所が懲りていない証拠です。



結局、実用的な物にしました。
ドイツ製「ドライザック」という、多分有名なメーカーの包丁にしました。
今まで使用していた包丁は、400円という安値なだけあって、切れ味も400円並でした。
丁度、よく切れる包丁が欲しかったのです。
ラジオショッピングで紹介されていた1万円の包丁セットを本気で買おうか迷っていた程に。
他にも色々包丁がありましたが、名前の響きと見た目が良さそうだったので、これに決めました。



先週末、待ちに待った品が届きました。
殆ど、部屋にはいないのでお届け先を実家にしておきました。
私が帰省した頃には、母によって封が開けられていました。
父によって、使い心地が試されていました。
我が家の根本には「娘の物は自分の物」みたいなジャイアン的思想があるらしいです。



素敵なデザインに安定した重量感。
いかにも安物な400円包丁とは何かが違います。
父もご満悦だった使い心地は最高でした。
手にしっかりとフィットしいて、適度な重さによってサクサク切れます。
400円包丁では、切ったと思いきや全部繋がっていたという事態が頻繁でしたが、もうそんな心配はいりません。
道具は何であれ、多少のお金を掛けなければいけないことを悟りました。



今日の夕飯は、施設から頂いたゴーヤを使ったチャンプルでした。
切る材料がたくさんある料理にハマりそうです。
あとは、絆創膏常備。
野菜だけじゃなくて手までよく切れてしまうんです、これが。