壊れる音が聴こえたんだ

正月ボケからも脱出しないままに三連休に突入していました。
体調と精神が優れなかった為、ずっと部屋に引きこもっていました。
三日間の食料と、暇つぶしにDVDとCDを借りて、臨戦態勢を整えました。
書くのも忌々しい程の堕落生活でした。
弱っているとき、一人暮らしは不便だと思いつつ、気楽だと感じます。
三日間ずっぴんでした。
一歩も外に出ない日もありました。
この部屋の距離、長くても6メートルない気がします。
途中、「く、薬・・・」と呻きながらのた打ち回っていたとしても、私は正常な精神の持ち主です。



さて、本日は成人の日です。
私が成人したのは何年前のことだったか、記憶も定かではありません。
テレビで、成人になった一言インタビューをされている、ギャルっぽい女の子が「ぇ〜、ぉとなにはぁ、まだなりたくなぃですぅ〜」と答えていました。
ちなみに、ネットでもメールでも、そういう間違った日本語を使う人はいかがな物かと。
せっかく美しい母国語の国に生まれたのだから、しっかり使いましょう。
古き良き文語体とかが流行ればいいのに。



脱線しましたが、そんな今時の子を見て思いました。
今の日本では、二十歳は決して大人ではないと思います。
私が成人になったときも、学生真っ只中だったので、大人になったと言われてもピンときませんでした。
初めての振袖を着ることの方が嬉しかったです。
お酒は既に浴びるように飲んでいましたし。
ようやく大人としての責任と自覚が持てたのは、それから3年後。
社会人になって、家に生活費を入れて、税金も払って。
それでも、甘ったれ人生。
一人暮らしをするようになって、自分一人を養うだけでも精一杯。
ここまで二人の娘を育て上げてきた両親の大変さを知った去年も、大人になったと思った瞬間でした。
そんな節目節目を乗り越えて、少しずつ大人になるのかもしれません。



何で、部屋に胃薬はともかくお酒の瓶や缶が散らばっているのでしょうか。
もう大人を放棄出来ない年齢になってしまいました。