ロミ夫と樹里江津子

久し振りに本を読んで噴出しました。
最近は、色々考えてしまうミステリー系ばかり読んでいました。
たまには、こういう息抜きも必要です。

タイムスリップ釈迦如来 (講談社文庫)

タイムスリップ釈迦如来 (講談社文庫)



この本は、美容師さんの紹介でした。
美容院でストレートパーマをかけると、何時間もの長丁場になります。
たまたま、美容師さんが今読んでいる本が面白いという話をしていて、興味津々だった私に貸してくれたのでした。
没頭して読むも、一冊読み終える時間はなく終了。
どうしても続きが読みたかったので本屋で購入しました。
定価で本を買ったのは久し振りです。



これは、現代人が過去にタイムスリップするという王道中の王道な話です。
タイムスリップ先では、歴史上に人物になってたり、会ったり。
ポイントは「史実を変えてはいけない」。
同じ題材でいうと「[rakuten:book:11271291:title]」が真面目な話なら、こちらは底抜けに馬鹿馬鹿しい。
しかし、上手い具合に史実を辻褄が合っているところが良いです。



歴史の勉強は覚えることが多すぎて嫌いでした。
古典は訳解らなくて苦手でした。
それなのに、こういう話で読むと面白いと思うから不思議です。
こういう風に面白可笑しく教えてくれる授業だったら、進んで受けるのに。