顔を上げて

600頁弱の長編にも関わらず、3日で読破。

火の粉 (幻冬舎文庫)

火の粉 (幻冬舎文庫)

以前に読んだ「犯人に告ぐ」がとても面白かったので、またこの著者の作品が読みたくなりました。



もう止まらない、止まらない。
寝る前に読んで睡眠不足、運転しながら読んで危険行為、営業の合間に読んで給料泥棒。
がっちり心を奪われました。



最近は、犯罪小説をよく読んでいる気がします。
主人公(或いはその身近な人物)が犯罪に巻き込まれてどん底に落ちるけれど、犯人を追い詰めていくという過程がどうも好きらしい。
これも例外ではなく、実に楽しめる作品となりました。
何度「やばい、面白い」と呟き、後ろ髪引かれる思いで本を閉じたことか。
そして、少しでも時間を見つけると(例:運転中の赤信号)本を開くのでした。



この作品にのめり込むのを控えることは難しいと思いますが、運転中の読書は控えましょう。