得たり失くしたり

手紙について熱く語ったついでにもう一文。
情報伝達方法がここ十数年で激変していることを痛感します。
時代が変わると、過去の名曲も意味不明になっていくんだろうなと思うのです。



徳永英明もカバーしている「恋におちて」。
『ダイヤル回して 手を止めた』
昔はダイヤル式の電話が主流だったことを知らない子は、よく意味がわかりませんよね。
あと、今回のテーマであった「手紙」と言えばこの名曲。
爆風スランプの「大きな玉ねぎの下で」。
山崎まさよしがカバーしていて、久し振りに耳にしたのですが、こんなに切ない歌詞だとは思いませんでした。
今で言えば「ペンフレンド」じゃなくて「メル友」ですよね。
でも、この歌詞が「メル友」だったら、切なさ半減という気がするのです。
やはり、この微妙な感覚もメール世代には伝わりにくいかと。
他にもそんな意味不明になっていく名曲があるのではないかと思います。



プッシュダイヤルもメールも、なければ非常に不便なことは確かです。
便利さも良し悪しといった所。