じたばた

社会人になって、良かったと思うことの一つがこれ。
「8月31日、鬱にならなくて済む」
高校までは、本当に憂鬱でした。
1ヶ月以上も、のらりくらりと暮らして来た極上の生活とさよならする日なのです。
心配性の性格が故、宿題の大方は一週間前に終わらせていました。
宿題が終わっていないという磯野家のようなドタバタはなく、1日中修行僧さながらに悟りを開いて明日を待っていました。
今年は、実家でゴロ寝しながら、24時間テレビを見つつこう思っていました。
「あぁ、どうしても見いって訳じゃなかったのに、24時間テレビをついつい見ていたらエドはるみと共に夏休みもフィニッシュしてしまった」
と貴重な最終日をテレビと共に過ごしたことに気付いた小中高生がたくさんいたんだろうとニヤニヤしていました。



人間は楽な状況に慣れるのは早いものです。
先週の金曜日から今日まで、ささやかな連休でした。
妄想の小中学生を嘲笑っている場合ではなく、仕事したくない症候群でじたばたしている今です。



連休中は、ドライバーとして召され、お墓参りのついでに房総半島を暴走しました。
ゲリラ豪雨を3回程潜り抜け、丸々二日運転をしていると、温泉の癒し効果も薄れます。
ヘトヘトなはずなのに、悟りを開くことなく一日歩き回ってました。
動き続けることよりも、休むことも大切。
明日起きられるかという心配が一つ増えてしまいました。