立て続けに、短い夢を見た。
新幹線の中で読んでました。
- 作者: 秦建日子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2008/05/02
- メディア: 文庫
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推理小説 (河出文庫)の続編です。
仕方ないけれど、ドラマっぽさは拭えない感じです。
別にそれが悪いと言う訳ではありませんが。
主人公の雪平夏見は「無駄に美人」という設定です。
どの小説でも、男女限らず「美しいひと」が出てくる話は好きです。
主人公が美形なのは当然のこととして、犯人役が美形という設定は更に惹かれます。
ついでに、こちらも紹介。
- 作者: 小学館辞典編集部
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/03/15
- メディア: 単行本
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これは、友人の結婚式で頂いたカタログギフトから選んだ物です。
カタログギフトをペラペラ捲って、何にしようかと悩んでいました。
特に欲しい物もないし、無難に食べ物にしようかどうしようか。
しかし、選んだのはこの本。
普段なら絶対買わないし、何となく惹かれる物があたので。
その選択は正解でした。
装丁は素敵ですし、何より中身のセンスが良いんです。
題名の如くな内容なのですが、「日本の色(カラー口絵)」「後生に残したい日本語」「自然を友として」「擬音語・擬態語」の項目別に由来や用例と共に収録されています。
改めて、日本語の響きは美しいと思わせる一冊です。
特に、「自然を友として」では「雨」「風」「雲」「雪」「空」の名前が収録されている章は素晴らしい。
漢字一文字で表せるこの自然を、日本語は幾通りもの表現を持っているのです。
少しでも、この美しい母国語を使いこなせるようになりたいです。
この本は、最初から読むのではなく、気が向いたときにたまたま開いたページを流し読みするのが良いかと思います。
おまけで、「擬音語・擬態語」に収録されている言葉を紹介。
<79 酔っているようす>
【うーい】
胃から酒気をおびたガスを吐き出す音
【ぐでんぐでん】
酒に非常に酔って正体をなくす
【ひっく】
酒気のために横隔膜がけいれんして起こるしゃっくり
【へべれけ】
酒に非常に酔って視点が定まらずにことばも不明瞭である
【べろんべろん・べろべろ】
酒に非常に酔って体全体の自由がきかなくなる
【ほろり・ほろっ】
酒などに少し酔って気持ちがよくなっている
【れろれろ】
酒・麻薬などで舌がもつれてことばが不明瞭になる
こんなことも真面目に解説されてます。