『絶対』と言い切れることがひとつもないなんて、生きている意味がないだろ
余裕がないくせに、読書量だけは順調に増えていました。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/05/21
- メディア: 単行本
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大好き、この空気。
少しずつリンクしている話たち。
軽くミステリ風なところとか、語り手の突っ込みとか、心地良いです。
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2009/04/07
- メディア: 単行本
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ジーン・ワルツを読んだら、この作品を読まずにはいられませんでした。
恐れを省みず、正論でズバッと斬る登場人物の潔さが好きです。
この作品で言えば、並木看護師、清川准教授みたいな。
お馴染みの登場人物もちらほら特別出演させる所が憎い。
速水先生が出てきたときの嬉しさと言ったら。
この小説の爽快感は、清川准教授と速水先生の花形医師に完全に持ち去られました。
ほんの数行の登場だったにも関わらず、何と言う影響力。
ただ、登場人物が多くなってきたので、把握するのが大変です。
- 作者: 鯨統一郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/01/08
- メディア: 文庫
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本を壁に投げ付けたくなる気持ちもわかるというか。
そうしたら、著者の思うツボなのでしょうが。
名探偵の掟 (講談社文庫)を読んだ後は、尚更微妙です。
真剣に本格推理小説と思って読んではいけない作品です。