半分以上は、優しさです

年明けから11日しか経ていないというのに、正月気分はあっさりと消え去りました。
しかし、我が家にはその名残が。



実家に帰ると、救援物資をたくさん頂きます。
頂くときもあれば、強奪するときもあり。
困った寄生虫です、私は。
今回は、母親が要らないと判断した福袋の中身や、父の趣味である家庭菜園の収穫物だとか、盛りだくさんです。
父が丹精込めて作成したキャベツ。
「素人の割には、上手に出来たね」と褒めたところ、1玉贈呈されました。
キャベツはレタスと違って、包丁使うし、熱を通した方が美味しいから、一手間かかって少々面倒臭い。
しかし、好意を無下にすることも出来ないので、気合い入れて消化しています。
他に、青森から送って来た林檎。
姉夫婦が広島に帰った際に押し付けられたという、蜜柑やジャガイモ、もみじまんじゅう。
当分、食べる物には困らないでしょう。



そんな中、我が会社は新年早々大掃除をしていました。
私が年末瀕死の状態だったことや、色々と忙しく、年末の大掃除をしていなかったので。
事務所から少し離れた場所に倉庫があり、そこも大掃除。
その倉庫は、お客でもある施設の理事長宅をお借りしています。
せっせと整理をしていた所、畑仕事から帰って来た理事長。
因みに、理事長は元々地主で農家なのです。
施設経営は施設長である息子に任せ、本人は用務員的な仕事と農業をしています。
だいたい、新参者の業者は、理事長を用務員のじいさんだと勘違いしているようです。
「朝からご苦労だねぇ。コレ、持ってけ」と理事長からの頂き物。
白菜丸々1個と自家製たくあん2本×社員分。
去年も自家製たくあんを頂いたことがあり、ここのたくあんは大好物です。
しかし、この立派な白菜。
一人暮らしには少々ハードルが高いです。
腐らせるのも勿体無いし。



鍋、八宝菜、クリーム煮、胡麻和え。
普段白菜なんて買わないから、料理もそれ位しか思いつかない。
無料とはいえ、それを調理する為に付属品を買うことを思うと、何と高い貰い物か。
キャベツも然りですが、葉物は冷凍出来ないので、一人暮らしにとっては扱いにくい曲者なのです。
ただ今、躍起になって格闘してます。
9割白菜の鍋とか。
いくら食べても全然減らない。
これは、食べても食べても減らない魔法の白菜なのではないでしょうか。
もしかしたら、世界の飢餓が救えるかもしれない。