バカでも力を持つと、それ絶対なのだ

読み終わった本が4冊。
とりあえず、足早に3冊感想を。



君たちに明日はない (新潮文庫)

君たちに明日はない (新潮文庫)

ドラマ化もされているようで。
リストラ請負会社の仕事を通じて考えさせられる、「仕事って何」。
実際には、そんな業種はないらしいですが、この設定が絶妙でした。
こういう、仕事について考えたり、モチベーションが上がったりする類の小説大好きです。
実際、主人公にリストラ面接受けたら、私は絶対に退職してしまうと思います。
意志薄弱ですから。



殺気!

殺気!

久し振りの雫井脩介
今回は、やや期待外れでした。
それでも文章は読みやすいですし、良いのです。
ただ、善良過ぎる主人公にも共感しにくかったり、後味がいいのか悪いのかわからない結末とかが、どうも残念でした。



向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

向日葵の咲かない夏 (新潮文庫)

文庫本のベストセラーになっていたので購入しました。
正直、もうどんでん返しはお腹いっぱいでした。
確かに騙されましたが、それだけでは満足出来ませんでした。
小学四年生が受け持つにしては、重すぎる内容ですし、とにかく読んでいて辛い作品でした。
騙された爽快感は全くなし。
むしろ不快感が募ってしまいました。