欠点だらけの君が好き

足を怪我して、やることないし。
週末は、実家に帰省していました。
手ぶらで帰宅したところ、母親に「やっぱり忘れているのね、冷たいわね」と言われました。
どうやら、愛犬の誕生日は今月の11日だったらしいです。
忘れるも何も、初めて知りました。
私の誕生日は忘れていたくせに、冷たいのは誰だ。
そんな訳で、久々に愛犬のお話です。



早くも5歳となったミニチュアダックスの愛犬。
ダイエットの成果は虚しく、コロコロしています。
もうそろそろ、お腹が地面についてしまうのではないかと心配になります。
中途半端に毛が長いです。
今は冬用のモサモサした毛で覆われています。
頭は、正真正銘の犬ですが、後姿は雪山のニホンザルみたいです。



相変わらず、家族以外の人間に心を開きません。
母曰く、「近所の人に抱っこさせたら、目を見開いて、全身硬直して、痙攣し始めて、おしっこ漏らした」そうです。
近所の人は、「この子死ぬかと思った」と驚いたそう。
人見知りにも程があります。



寒がりなので、炬燵が大好きです。
炬燵に入るのは猫だけではありません。
前に飼っていた愛犬も炬燵に入っていた所を見ると、犬も相当好きです。
しかし、長時間入っていると息苦しくなるみたいです。
気付いたら、頭だけ外に出して新鮮な空気を吸っています。
炬燵の使い方は、人間と同じです。
ただ、カーペットの色と愛犬の色が似ていることと、鼻の先しか出ていなかったりすることもある為、父や母に踏まれることが多いようです。



客観的に観ても、賢くないです。
それでも、唯一心を許してくれる人間の一人にしてくれて、愛らしい目で見つめられるとデレデレになります。
誰が何と言おうと、ウチの子が一番可愛い。
たまにしか会えないと尚更、愛おしいです。
この子を撫でていると、ストレスとか、憂鬱な気分とか、負の気持ちが浄化されるような気がします。
ああ、母の親馬鹿っぷりが移ってしまったようです。