水も滴る良い男

以前から、コンサートにはちょくちょく足を運んでいました。
最近の傾向として、演劇とかに興味を惹かれていて、そっち方面のチケットを取ることが多いです。
本日は、「朗読活劇 一期一会 義経」に行って参りました。



ドラマ「JIN−仁−」で見事に大沢たかおの虜になりまして。
ネスレのCMを見て、「これは行かないといけない」と思ったのです。
題材は、司馬遼太郎の「義経」。
吉田兄弟の三味線も堪能出来るという、何度も美味しい舞台です。
場所は、築地本願寺
野外ステージとのことで、雨女の私としては不安。



数日前から、天気予報をチェックしていましたが、やっぱり雨。
会場は傘を使用出来ないので、レインコートとタオルは必須です。
レインコート着たの、何年ぶりだろう。
雨と寒さに耐えつつ、舞台の開幕です。



舞台にも屋根などはなく、びしょびしょになりながら大沢たかおは魅せてくれます。
袴姿、格好良すぎる。
舞台は、多少の照明のみで最小限の装飾。
しかし、それを最大限に生かした演出。
大沢たかおの、よく通る低い声。
やっぱり俳優さんは凄いですね。
鬱陶しい雨でさえ、演出の一部です。
美しい。
雨の中、耐えた甲斐がありました。
吉田兄弟の三味線も迫力あって、とても良かったです。
特に、壇ノ浦の戦い時の曲には鳥肌でした。
何はともあれ、大沢たかお
良い仕事して下さいました。



勿論、今読んでいる本は「義経」です。
舞台では掻い摘んでましたから、これは全編読まないと。
秋には、大沢たかおのミュージカル「ファントム」のチケットも取ってあるので、楽しみこの上ないです。
歌声もさぞかし素敵なことでしょう。