生きる。生きよう。生きている。

昨日と今日、2日連続で訪れた写真展。
生きる 東日本大震災から一年



一年前、私は鳥取県にいた。
たまたま、有給を取っていて。
たまたま、この地で旅行をしていた。



観光バスの中で、何かが起こったことを知った。
その「大変な」ことの具体的な事を伝える情報は手に入れられなかった。
その日の夜になってはじめて、その情報を得た。
現実とは思えない映像を見ながら、呆然としていた。
家族とも連絡が取れない。
東北に住む親戚の安否もわからない。
仙台の取引先の人たちは、無事なのだろうか。
色々なことを考えた。



ここで展示されている写真。
あまりにも現実を捉えていて。
涙が零れた。
ここで、私が泣いたところで何も変わらない。
わかっていても、止められなかった。
写真の持つ意味を、思い知らされた。



一つ一つの作品に思いが詰まり過ぎていて、私の文章では伝えきれません。
出来れば、実際に見てもらいたい。
そんな写真展でした。




1年前の日本海
恐ろしいほどに静かでした。