話そう。

何でかな。
社会人になって早数年、っていうか十年弱と言った方がしっくりくる。
こんなに日々一生懸命働いて、成長しているつもりですが。
未だに新人のようなミスをしてしまう私。
必死で言い訳を探してしまう癖も。
割り切れないで、悶々とするのも。
自分の保身を一番に優先するのも。
昔のまんま。
何も成長してない。



「あぁ〜、今日もやっちまったよ」
そう思いながらの帰り道。
少し早い帰宅時間だと、気晴らしに本屋へ寄る。
私の住む街の本屋には、気の合う店員さんがいない、と感じる。
平積みにされている本だとか、POPに個性を感じない。
店員さんは顔馴染みで、良い人なのは解るんだけれども。


本屋によっては、発注担当者の「これ、読まないと本当に損ですから!!」とか「これ、マジ面白いから!!読んで損はないって!!」みたいな気迫が伝わってくるお店があります。
そういうお店は、POPがオリジナルであったり、どう考えてもコアな品揃えだったりする。
私は、そういう本屋が大好き。




大学生の頃、本屋のバイトをしていた時期がありました。
バイトの身分としては、ただのレジ打ち程度の仕事。
でも、売っている漫画も小説も読み放題、という特典付き。
アルバイトが2人態勢のときは、片方は休憩(でも時給は貰う)という天国な仕事でした。
そのとき、シフトをバトンタッチするパートさん(今思うと、彼女は俗にいう腐女子だったような気がする)から、こんな楽しみ方を教わった。
「自分の好きな作家の本を、この機械でね、さりげなく発注しちゃうんです。バレないですよ、担当者には、意外とね。で、その本の行方を、観察するんです、ふふふ。
それが売れた日には、ですね。結構嬉しいんですよ。ふふふ」
そんな裏の愉しみ方を教わったのですが、バイトの身分で発注の仕方も知らないし。
でも、今考えると「やってみれば良かった」と思う。
それが、本屋の「個性」なのかなって、色々読むようになってわかった。



えっと、前置きが長くなりました。
傷心のときに見付けてしまった本。

おひとり様物語(4) (ワイドKC)

おひとり様物語(4) (ワイドKC)

「あぁ〜!!新刊が!!」
って、思わずレジに並んだ。
勿論、1〜3巻は持ってますとも。



幼少期、「りぼん」購読時代から馴染みはありましたけどね。
谷川史子、凄い。
共感持てるって。
まず、服装が好み。
飾り過ぎなくて、さらっとお洒落な感じ。
背伸びしてない同年代が、サラッと。
で、以下は女子の本音。



おひとり様あるある:一人暮らしをお洒落に自己満足に保つのには3か月が限度。
あ〜、友達に言われた。
ランチョンマットを使うのは数日間だって。
その通り。
自炊より、スーパーの御惣菜割引品の方が安くて美味しい事実を知ったら、やる気もなくなるね。


おひとり様あるある:カーテンレールは物干し竿。

それ、当たり前だよね。


おひとり様あるある:食器洗うの面倒。
代替え食器があるなら、洗わなくて良いよね。
鍋でお湯沸かすのって、生産的だよ。