歳を取ると

最近、思うことがあります。
「高い物は、良質なんだな」
それなりにお金を掛けた物って、使い心地が良かったり、長持ちしたりするんです。
以前は、価格重視だったのですが、安い物はやはり寿命も短い。



この頃の買い物の傾向として、「少し高くても、長く使える物を買おう」と思うようになりました。
だから、素材とか、質感とかを重視して買い物するようになりました。
明らかなワンシーズンのみの流行っていう服とかは、別に安くても良いとは思いますが。
財布、鞄、靴あたりは使用頻度も高いし、良質の物であればお金を掛ける価値があるかと。
そういう感覚に至るって、積み上げてきた物だと思うのです。
若い頃は、お金もないしどれだけ安く多く買って工夫するかっていうのが課題だった。
でも、背伸びして高い物を買ってみると、良い物があることを知っていく。
考え方次第だとは思うけど、安い物をたくさん買ってすぐ駄目にするか、良い物を少し買って長く使うか。
コストを考えれば同じだけど、どちらを重視するか。
私は、後者に移行しつつあるらしい。
それが、「歳を取ったな」と感じました。
でも、悪い気はしない。



本日、靴を買いました。
欲しい形状は決まっていたので、それっぽいのを数足試し履き。
同じようなデザインの物であれば、1万円以下でも見付かりそうだけど。
でも革の材質とか、履き心地とか、ちょっとしたデザインとか。
色々加味しても、一番高い靴が魅力的に映ってしまう。
「あ〜、う〜」とか唸って迷った末、一番高い靴を購入。
予算の2倍、正直今月の生活がしんどい。
でも、長年使えそうで、味も出そうな感じだったからいいかな。



買い物で悩んだおかげで、友人との待ち合わせに遅刻。
申し訳ない。
友人と食べた千疋屋の「和栗パフェ」1890円也。
かなり良い値段だけれど、パフェの醍醐味が詰まった芸術品でした。
やっぱり、高い物は良い。