世界のバランス

1冊目。

はなうた日和 (集英社文庫)

はなうた日和 (集英社文庫)

山本幸久の作品を読むと元気になれます。
ちょっとゆるくて、でも芯はちゃんとある。
登場人物が前向きな所が良い。
少しくらい、変わっていてもいいんだ。
自分が納得していて、笑って生きて行けるのなら。
小説の中でまで、うじうじ悩んだりとかしたくないから。
短編集なのですが、少しずつ関連していて、私の好みです。
今回も、毎日を頑張れる気力、もらえました。



SPEED (角川文庫)

SPEED (角川文庫)

金城一紀、久し振りに読んだけれど、やっぱり大好きです。
お馴染みゾンビーズの面々とまた会えた。
その中でもかなり濃いキャラの舜臣、アギー、山下が活躍しているところが最高。
山下の場面では、必ず彼らと一緒に笑い転げる自分がいた。
このシリーズは読了感がすこぶる良いのでお勧めです。