愛しのカッペリーニ

姉と姪子が帰省しているということで、実家に駆けつけました。
姪子とは、かなり久し振りの対面。
前回は、人見知り期で拒絶されました。
今回はどうでしょうか。



実は、姪子にプレゼントを買っていたのです。
「ロディ」
ビニール製の馬みたいな乗り物おもちゃ。
母から、デパートの遊べるコーナーでロディに乗る姪子の写メが送られて来たのがきっかけ。
大学生の頃、ロディが好きで、関連グッズを集めていた私。
ロディを買うのが夢だったのです。
遂にこの日が来た。



再会した姪子は、かなり大きくなっていて、人見知りも緩和。
「誰だかわからないけど、おもちゃを買ってくれるオバサン」に懐いてくれました。
ロディも喜んでくれました。
しかし、実家には、三輪車と専用砂場が用意されていました。
上には上がいた。
姪子王国の独裁政権もあと数か月、とことん甘い汁を愉しむがいい。



すっかり姪子と仲良くなった私。
一緒に遊んでいるとき、ふと気が付いたこと。
姪子に見下されていないか、自分。
お絵かきのときには、クレヨンを渡され、「これを書け」と命令。
砂場で遊んでいるとき、写真を撮っていたら「お前、サボっている暇はないぞ。働け」と言わんばかりにシャベルを押し付けられる。
いいや、下僕でも。
姪子の笑顔が見られるのなら。
このままだと、もう少し大きくなったらカツアゲされそうな勢いですが。