明日も、ちょっとだけがんばろう
最近、待合室にいることが多いので、本を読む時間が増えました。
- 作者: 高殿円
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2011/02/04
- メディア: 文庫
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読み終わって、スカっとする小説は大好きです。
誰にでも、心の中に抱えた秘密はありますよね。
カミングアウトすることが良いとは限らないし、秘密を持つことも悪いことではない。
でも、言ったら何かが変わるかも。
解説で「いつも我慢ばっかりしている人にお勧め」と書いてありました。
そう、思います。
- 作者: 飛鳥井千砂
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/08/25
- メディア: 文庫
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読み易かったけれど、少しキレイ過ぎて退屈でした。
登場人物も、あまり魅力を感じられず。
もっとドロドロした刺激が欲しかったです。
- 作者: 太宰治,森見登美彦
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/11/10
- メディア: 文庫
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この傑作選は、森見登美彦氏が「ヘンテコであること」「愉快であること」に主眼を置いて選んだとのこと。
楽しく読めました。
特に「擬人化もの」の三篇は傑作でした。
で、最後の「走れメロス」です。
有名な話ですが、実は初めて読みました。
「身代わりになった友を助ける為にメロスが走る。友情っていいよね」みたいな話だと思っていましたが。
さて、結末はどうだったっけか。
一切、メロスに同情や尊敬の余地がなかったです。
メロスの駄目っぷりは一体なんなんだ。
勝手にブチ切れたかと思えば、友の命と引き換えに我が儘を押し通し、さらに時刻ギリギリになったのだって、自分に甘いからであって。
もし、学生のときに読書感想文なんて書かされていたら、メロス批判ばかりしていたところでした。