出逢いと傷跡

かなり、のんびり更新となってしまいました。
大島旅行記最終日。



前日、地元の居酒屋さんで、店員さんやらお客さんやらと楽しいひとときを過ごし、朝起きたら全身「くさや」臭くて絶望しました。
「くさや」臭をぷんぷんさせながら、民宿で朝食を食べる。
隣の家族連れの視線が若干痛い。
チェックアウトを済ませ、すぐに日帰り温泉に浸かりました。



この日は、ゆっくり観光しようかと。
気になっていたリス村に行くも、受付のおじさんから衝撃的な一言。
「リス、今いないけどいい?」
そんなゆるゆるな大島、大好きです。
リスの代わりに、ウサギはたくさんいました。



それから、椿祭に行ってみました。
大島といえば、椿。
植物を撮る習慣がない私が撮った、唯一の椿写真です。


都はるみの唄に乗せて、「あんこさん」も躍る。



あっという間に帰る時間。
出航前に漁港をうろうろ。
そこには、必ず猫がいました。


帰りのジェット船に乗るときは、「あんこさん」が御見送り。



伊豆大島、とても素敵な島でした。
住民の方々が気さくで、優しくて。
雄大な自然に圧倒され、美味しい海産物や郷土料理に舌鼓。
今回は、張り切ってしまい、デジPENに福造、ブロニカと、欲張って3台もカメラを持って行ってしまいました。
でも、撮影よりもこの空気をもっと楽しみたい。
今度、島を訪れるときには、カメラ1台にしよう。



そして、忘れてはいけない事実。
この島の復興はまだ終わっていません。
車で走っていれば、ダンプカーと頻繁に擦れ違う。
端々に残る流木。
それでも、島の人々は口を揃えて言う。
「この島はとても素晴らしい」と。
私もそう思いました。
この島は、何よりも「人」が素晴らしい。