ブラックな児童書
今日読み終わった本です。
あっという間に読み終わりました。
元々児童書だったみたいです。
この話は夏にティム・バートン×ジョニー・デップによって映画化されるんですよ。
で、前から読みたかったんですけど、児童書を買うのはちょっと…と思っていたのですが、映画化に伴ったのか、この本を見つけて即買いです。
感想、これは児童書に留めるのは勿体無いです。
読む年齢によって解釈が変わる話だと思いました。
小さい子が読むと、「夢のような世界と、ハッピーな結末」、または「良い子は報われるんだよ、ちゃんと言うこと聞く子になりなさい」という教訓。
大人が読むと「ブラックユーモアたっぷり」な話。
ブラックユーモア大好きな私は楽しめました。
この親にしてこの子あり。深いテーマだと思いますよ。
訳者も言ってましたが、色々な世代に対応し、楽しめる良作でしょう。
著者のロアルド・ダールの人生のモットーを紹介しましょう。
わがロウソクは両端から燃える
朝までは保つまい
それゆえ敵に味方に照り映える
愉しき光の舞