処方箋

今日読み終わった本です。
スローグッドバイ (集英社文庫)
石田衣良は好きな作家の一人です。
うつくしい子ども (文春文庫)を初めに読んで、それから愛読させてもらってます。
代表作の池袋ウエストゲートパークシリーズは読んでませんが、その他の文庫本は全部読みました。
読みやすい文章で、主人公に共感持てるところが気に入っています。
娼年とか、お勧めです。



で、この作品は、恋愛作品の短編集です。
ありきたりな感じはしますが、わかりやすくて読みやすい。
癒し系小説とでも言っておきます。
飽きっぽい私は、引き付けられる話でないと、長編小説を読むのは至難の業です。
その点、短編集は飽きなくていいです。
たとえ、その話がつまらなくても、次を期待して読めますし。
もっとも、私は運がいいので、あまりハズレの短編集を買いませんが。


この小説の読み方を記載しておきます。
1.できれば空腹時を避けて、毎晩ベッドにもちこむ。
2.眠るまえにひと粒か、ふた粒ずつ、ゆっくりと服用する。
3.ウィークデイの五日間で読み終えたら、週末は元気にデートにでかける。
(あとがきより抜粋)