真夜中のトンカチ

この前読み終わったのがコンビニ・ララバイ (集英社文庫)
今回はララバイ繋がりで読んでみました。

グッドラックららばい (講談社文庫)

グッドラックららばい (講談社文庫)



紹介文を拝借すると、「自分の気持ち」に素直に生きるタフな4人。
けちなモラルや常識なんて笑い飛ばす家族の話です。
その通り、みんな自己中心的で、強い。
あまりにもマイペースなので、読んでいて不快にすらさせてくれました。
しかし、自己中心的なのには、各自理由が伴うのです。
「こう思うからああした」というように。
その言い分は決して間違ってはいないので、納得してしまい、最後まで読めました。



結局は自分がかわいい。
家族はどんな形であれ、その事実は変わらない。
素直に生きるのは楽しそうです。
実際、近くにこんな人たちがいたら嫌ですけど。



人間の脳は本当の笑いと作り笑いの区別がつかないそうです。
笑うとナチュラルキラー細胞が活発化して、病気も治ってしまうらしいです。
脳はそれが嘘とは気付かずに納得してくれるようです。
だから、無理してでも笑った方がいいんだと思いました。