誘惑に負けて冬眠準備

今日読み終えた本。

鳶がクルリと (新潮文庫)

鳶がクルリと (新潮文庫)

これは相当前に購入した記憶があります。
駅の本屋でなんとなく手に取ってみたは良いものの、読むのを延ばし延ばしにしてしまいました。
映画化もされているようですが、全く知りませんでした。



感想は普通。
良くも悪くもないといった感じ。
鳶職人たちと、そこで働くことになった元エリートキャリアウーマンの話。
それだけで話の内容を察することが出来そうですが、その期待は裏切りません。
鳶職人たちが個性的で、その仕事に対する誇りとかは好きです。
ただ、作業シーンは読んでいても頭にイメージが沸かなかったのは残念。
主人公の唱える「30歳成人説」には納得しました。



今日も本屋を徘徊していました。
まだ在庫が2冊あるので、今日はまだ買う必要はなかったのですが、ダメですね。
本屋に長時間いると欲しい本をどんどん発見してしまいます。
以下、私の心の葛藤。



江國香織の新しい文庫本出てるよ。これは外せないでしょ」
東野圭吾小川洋子特集してるよ。何でこう、購買意欲を突っつくのかねぇ」
「『江國ニモ負ケズ、唯川ニモ負ケズ…』いいねぇ、このPOP、この著者気になる」
「えっと、あの気になっていた著者の名前何だったっけ」
「あぁ、重松清…読みたいんだよなぁ。でも緊急に、って訳じゃないし」
「これ、読みたい。今買わないと平棚から撤去されそう…そしたらもう手に取ることもないんだろうな」



そんな感じでぐるぐる回ること小一時間。
最終的に手に持っていた本は8冊。
ポイント5倍も手伝って、気持ち良くお買い上げ。
当分、本屋で買い物はしなくて済みそうです。