暗号に微笑みを

今日読み終わったので一気に紹介。

ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下巻 3冊セット

ダ・ヴィンチ・コード 上・中・下巻 3冊セット

第二次ブームにまんまと乗っかりました。
一次ブームのときから気になっていましたが、待望の文庫版が出たのを機に購入。
映画化される前に読み終えたかったのです。
3巻もあるので読むのに時間がかかるかと思いましたが、心配無用でした。



これは、どんどん引き込まれます。
次々に明かされていくパズルと歴史は、私の興味を十二分に惹きました。
ベストセラーになるのも納得の作品でした。
最後の最後まで、大満足です。



この作品の何が良いかというと、巧妙な謎解きゲームだけではなく、事実に基いた宗教の歴史と秘密の核心に迫っていくところが面白かったです。
そして、世界で有名な美術作品や建造物が登場するのですが、それらに隠されている秘密には鳥肌です。
「最後の晩餐」あたりは堪らなかったです。
第一次ブームのときに、テレビで「ダ・ヴィンチコード」特集をやっていたので、ある程度の予備知識はあったのですが、それでも楽しめました。



5月には豪華キャストで映画が公開されます。
前々から、私は「原作に勝る映画はない」と主張していましたが、この作品に関しては別です。
原作を越えるか云々の問題ではなく、「映像」が見たいのです。
前述した通り、この作品には、多数の絵画や建物が取り上げられています。
有名な作品ならばわかるのですが、文章を読んだだけではわからない物もあります。
恐らく映画ではそれを拝める筈です。
これは、観に行くしかないです。
とても、原作だけでは満足出来ません。



これは、読んだ人しかわからないと思いますが、ディズニーの「ライオン・キング」と「リトル・マーメイド」も観たくなりました。
ジョルジュ・ド・ラトゥール展で例の方が標題の作品に魅了されたことをふと思い出しました。
フランスに、ルーブル美術館に、行きたいです。