だんだん消えていくくらいなら、激しく燃え尽きた方がましだ

久々の読書感想文です。

ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)

ブレイブ・ストーリー (上) (角川文庫)

ブレイブ・ストーリー (中) (角川文庫)ブレイブ・ストーリー (下) (角川文庫)
読書をしていなかったわけではなく、3冊読んでいたのです。



宮部作品を読むのは久し振りでした。
私の中で、宮部みゆきは「ハズレのない」作家の一人です。
この作品も例外ではありませんでした。
和製ファンタジーといったところでしょうか。
RPGが本になったような感じです。



総ページ数が多いので、中盤は読むのに飽きたりもしましたが、終盤は、手に汗握る展開で、RPGをしているような感覚でした。
映画は観に行くつもりはありません。
しかし、映画はアニメなので、そこそこ原作のイメージを壊さずに映画化されているのではないかと思います。
地上波で放送されたら観てみたいです。



私の通勤手段は自転車と電車とバスです。
会社で同じ沿線に住む人が数人いて、電車、バスで居合わせることもしばしばあります。
その中の一人に、他部署の課長さんがいます。
その人は、元々営業をしていて過去に山梨担当をしていた、朝型で同じ時刻のバスに乗る、私に好意的な業者さんを交えて飲み会をしたことがある、といういきさつがあり、話しやすい人です。
たまたま、帰りに同じ電車に乗り合わせたとき、今読んでいる本の話題になりました。
偶然にも、ブレイブ・ストーリー (中) (角川文庫)を二人して読んでいました。
私の方がやや読み進んでいました。
それからは、会う度に、「今ここまで進んだ」とか「あのシーンはこうだった」と話し合っていました。
そんなやりとりがあったので、印象深い本となりました。