たとえば年齢、たとえば立場、たとえば自尊心

この週末は、数ヶ月振りに何も予定がありませんでした。
何も予定がないと寂しくなるくせに、何もしない日はとても大切な、矛盾している私の心情です。
土曜日は、車が空いていたので埼玉買い物ドライブへ。
夜は久し振りの夜更かしです。
私は、どちらかというと朝型です。
出来れば12時前には寝たい人です。
しかし、夜風は涼しく、寝るのは勿体無い。
そこで、本を読みふけります。
一晩で読み終わったのがこの本でした。

空を飛ぶ恋―ケータイがつなぐ28の物語 (新潮文庫)

空を飛ぶ恋―ケータイがつなぐ28の物語 (新潮文庫)

これも、様々な作者が書く短編集です。
Love Letter」をあまりにも早く読み終えてしまい、名残惜しかったので、似たような本にしました。
これも、あっという間に読み終わってしまったのですが。




これは、携帯電話にまつわる短編集です。
しかし、どれもが「恋」にまつわる話ではありませんでした。
携帯を通して書かれる、恋愛、家族の絆、友達との繋がり。
ここで散々使い古した言い回しになって、申し訳ないですが、贅沢な一冊でした。
気に入った話は、島田雅彦大岡玲重松清高橋源一郎川上弘美谷村志穂平野啓一郎星野智幸柳美里中村文則北村薫でした。
たくさんの作品があったので、気に入ったのも多かったのです。
そして、中でも響いたのが唯川恵の話です。
とても共感です。
女性なら、誰でも「あるある」と頷いてしまうような心理描写。
最近、彼女の作品を読んでいないのですが、久し振りに読みたくなりました。



日曜日は、昼まで寝ていました。
快晴だったので、慌てて洗濯しました。
新しいスペースで水墨画の練習をして、アイロンかけて、裁縫して、ご飯食べて、まったりです。
今日は、早く寝ようと思います。