たとえば年齢、たとえば立場、たとえば自尊心
この週末は、数ヶ月振りに何も予定がありませんでした。
何も予定がないと寂しくなるくせに、何もしない日はとても大切な、矛盾している私の心情です。
土曜日は、車が空いていたので埼玉買い物ドライブへ。
夜は久し振りの夜更かしです。
私は、どちらかというと朝型です。
出来れば12時前には寝たい人です。
しかし、夜風は涼しく、寝るのは勿体無い。
そこで、本を読みふけります。
一晩で読み終わったのがこの本でした。
- 作者: 新潮社
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/05
- メディア: 文庫
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「Love Letter」をあまりにも早く読み終えてしまい、名残惜しかったので、似たような本にしました。
これも、あっという間に読み終わってしまったのですが。
これは、携帯電話にまつわる短編集です。
しかし、どれもが「恋」にまつわる話ではありませんでした。
携帯を通して書かれる、恋愛、家族の絆、友達との繋がり。
ここで散々使い古した言い回しになって、申し訳ないですが、贅沢な一冊でした。
気に入った話は、島田雅彦、大岡玲、重松清、高橋源一郎、川上弘美、谷村志穂、平野啓一郎、星野智幸、柳美里、中村文則、北村薫でした。
たくさんの作品があったので、気に入ったのも多かったのです。
そして、中でも響いたのが唯川恵の話です。
とても共感です。
女性なら、誰でも「あるある」と頷いてしまうような心理描写。
最近、彼女の作品を読んでいないのですが、久し振りに読みたくなりました。
日曜日は、昼まで寝ていました。
快晴だったので、慌てて洗濯しました。
新しいスペースで水墨画の練習をして、アイロンかけて、裁縫して、ご飯食べて、まったりです。
今日は、早く寝ようと思います。