天才は深夜ラジオでつくられる。

読み終わりました。

ZOO 1 (集英社文庫)

ZOO 1 (集英社文庫)

乙一の作品は「暗いところで待ち合わせ (幻冬舎文庫)」に続く2作品目です。
この本は4つの短編集です。



この著者の本は面白いと思います。
しかし、とても怖いです。
ジャンルはホラーなのでしょうか。
何とも言えない後味の悪さです。
しかし、怖い物見たさといいますか、癖になりそうな感じです。
物理的な怖さというよりは、心に響く怖さです。
人間の持つ怖さを表現するのが上手いと思いました。
怖いのはお化けではなく、人間です。



陽だまりの詩という話は、切なくて好きでした。



まだ「ZOO 2 (集英社文庫)」を読んでいないので、そちらも近いうちに読みます。