あの日の憧憬
ページ数が少なかったので、すぐに読み終わってしまいました。
- 作者: 森絵都
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/05/22
- メディア: 文庫
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この著者の本は初めてですが、読みやすくて綺麗な文章なので気に入りました。
違う作品も読もうと思います。
思えば、中学生だった頃は10年前です。
私の住む地域は、埼玉県の中途半端な田舎です。
当時、ヤンキーがまだ生息していました。
卒業生と思しき暴走族が校庭に侵入し、先生と追いかけっこしていたり、窓ガラスが片っ端から割れて報道されるなど、愉快な学校でした。
上下関係も厳しく、1年生は「上級生とすれ違ったら挨拶する」「第一ボタンを開けてはいない」「スカート丈はひざ下厳守」「靴下にワンポイントが付いていてはならない、ルーズソックスなんて以ての外」など、今思うと馬鹿馬鹿しい暗黙のルールがありました。
それを破った者には、トイレに呼び出されシメられるという、なんともベタなお仕置きが待っています。
ある意味、そのヤンキーたちのお陰で、大半の生徒の風紀が守られていたわけで、ある意味先生と癒着していたのではないか、と新説を立ててみました。
しかし、今母校の生徒を見ると、スカートはひざ上です。
時代は変わるものです。
最近知った新事実。
「ダサイ」という言葉の由来は「だって埼玉だもん」の略語だったらしいです。