いっそのこと孤独を受け入れてみようと
読書の秋が近づいてきました。
今年は食欲の方が勝りそうなので、今から危惧しています。
- 作者: 奥田英朗
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/12/15
- メディア: 文庫
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これは、会社で頑張るお父さんたちの短編集です。
主人公たちが、40歳過ぎの管理職クラスの親父たちなだけに、親父臭が漂う作品でした。
そんなことで、感情移入は出来ませんでした。
ただ、サラリーマン社会で働くという点だけは共通点でした。
共感こそ出来なかったものの、読みやすくて面白かったことは確かです。
最後に収録されていた「パティオ」がほっくりしていて好きでした。
社会の荒波に揉まれて流され、ときには逆らうお父さんたちに読んでほしいです。