観光名所と権力者

昨日、今日と旅に出ていました。
母と嫁いだ姉と、3人で山梨へ。
たまたま、母が土日に休みが取れたので、紅葉でも見に行くか、となったのです。
私は、山梨しか道を知らないので、目的地は山梨に決定。
そして、旦那が出張で暇だという姉も加わったのでした。
別にこの母娘はすごく仲が良いわけではありません。



前日、楽しいお酒を飲んでいて、帰宅したのは12時過ぎ。
イベントがあるごとに二日酔いの私。
どうしようもない娘だと、母は呆れていました。
叩き起こされ、8時に家を出発です。
もちろん、ドライバーは私です。



休日なので相当な渋滞を覚悟しましたが、悪天候のせいか、道路は空いていました。
まずは、勝沼周遊です。
しかし、せっかくの景色も、霧に覆われてあまり見えず。
私は、目的の甲州ワインの新酒を購入したのでご満悦です。
そして、定番のほうとうを食べて昇仙峡へ。
丁度、雨も止んだので1時間近くかけて渓谷沿いの遊歩道を歩きました。
まだ、紅葉には早かったようで、残念でした。
その途中に「猿岩」「トウフ岩」など、何かの形に似た名前の付いた岩が点在します。
以下、姉妹の会話。


ねじ「あれ、どう見ても猫には見えないよね」
姉「きっと、地元の権力者が『あれは猫に見える』と言って、思いとは裏腹に取り巻きの人たちが『そう言われてみればそっくりだ、猫岩って名前にしましょう』ってなったんじゃない?」
ねじ「ナルホドね。大人の事情だね」


姉「この辺は、名前付きの岩ないね」
ねじ「権力者も、この辺まで来ると疲れてそれどころじゃなくなったんだよ」
姉「面倒になったんだろうね」


こんな姉妹です。
昇仙峡にあるワイン屋では「ジュースだよ」と騙され、ワインを試飲してしまい、軽く飲酒運転でした。
母もソムリエの口車に乗せられ、家用にワインを購入していました。
隣で私はほくそ笑んでました。



夜は奥湯村温泉に宿泊。
温泉で日頃の疲れを癒し、前日からの寝不足を引きずっていた私は8時に就寝。



二日目は、快晴です。
紅葉真っ盛りの富士吉田、山中湖を通って、御殿場のアウトレットに向かいます。
空の青、山の赤黄緑、加えて富士山の白のコラボは最高でした。
しっかり寝たので、上機嫌ドライブです。
御殿場も、開店間際に着いたので、混む前に買い物出来ました。



帰りは、東名で飛ばします。
当初、高速と私の運転に乗りなれていない母は、100キロ以上で飛ばす私の変貌に怖がっていましたが、二日目となると慣れたようです。
「ちょっと前の車、遅くない?追い越しなさいよ」
と、調子に乗って注文を寄こす程でした。
前の車だって80キロは出ているはずでしたが。
しかし、早いスピードで走りなれていないディカプリオ(車の愛称)は、とても辛そうでした。



道路も順調で、帰ったのは4時前。
毎日、日中は運転しているだけあって、これだけ運転しても疲れてません。
たまには、家族旅行も良いものです。
犬を1匹残すことは出来ないので、父は留守番でしたが。
お土産で買ったワインを飲むのが楽しみです。