やっぱり、ナカノ駅は嫌いだ

本日付で、正式に退職しました。
最終日だったので、事務手続きや挨拶を兼ねて、3年弱お世話になった会社を訪れました。
いつもだったら、裏口から入るのですが、今日は正面玄関から入りました。
ここから入るのは入社初期以来です。
もう、私は「お客様」なのだと実感しました。



ここにはもう、私のいる場所はありませんでした。
私にとって、ここにいたことは大きな出来事ですが、会社からしてみれば、些細な出来事に過ぎません。
私の時間が止まっている間も、ここでは時間が流れていました。
送別会で、未練を涙と一緒に流して来たはずでしたが、去るときにまた少し泣きました。
誰が何と言おうと、どうしようもない会社だったとしても、私はここで育っていました。
やっぱり、寂しいです。



今は、宙に浮いた状態です。
色々考えることも多くなりました。
正直、とても不安です。
手に持った花束が、とても重く感じました。