一筆入魂

今年は大晦日っぽくない日でした。
雰囲気的な問題ですが。
恐らく、冬休みが1ヶ月も続いているからだと思います。
年越しは久し振りに自宅で過ごします。
来年は独立することになるので、たまには良いかと思います。



今日は、年賀状を書いていました。
期限ギリギリまで行動出来ない私は、朝から執筆に励んだのでした。
それはそれで年末っぽいので良しとします。
1通だけ、葉書ではなく、便箋で年賀状を書きました。
前の会社で最も尊敬していた上司宛に。
次の就職先が決まった報告と、今までのお礼を兼ねて。
葉書1枚分のスペースでは感謝の言葉が溢れ出してしまうので。
今年の想いは全てここに封じ込めました。
私史上最高に心のこもった文章を書いたつもりです。
ただ、全力で書き終わった後に気付きました。
上司は喪中でした。
冒頭に「明けましておめでとうございます」とでかでかと書いてしまいました。
追伸で詫びる形にしましたが、こんな部下を心許なく思って苦笑する上司の顔が想像出来ます。



今年最後の失敗をしたところで、2006年は終わろうとしています。
色々ありましたが、良い年でした。
来年は、もっと良い年になることを願いつつ、TV争奪戦を繰り広げようと思います。
一年間、ありがとうございました。