大好きの連続

本日は、実家に帰省中です。
ほぼ1ヶ月振りでした。
嫌な予感はしていましたが、またもや愛犬に忘れられていました。



今の部屋と実家は1時間足らずで行き来できます。
気軽に帰れる距離ですが、土日はやることが山積みなので、意外と帰れないものです。
タツに入ってぬくぬく出来ることが幸せです。
実家に帰ると、何もしないでテレビを見ている時間が増えます。
今の生活は、最低限の家事をするだけで1日終わってしまいます。
ゆっくりしている時間はほぼ皆無です。
それでも、苦痛でないのは、愚痴を考える暇すらないからではないかと思います。
前の生活では、仕事から家に帰る間、「疲れた〜、しんどい〜、眠い〜、明日も早い〜」と愚痴しか出てきませんでした。
今は「帰ったらああいう手順で夕飯作って、風呂入って、洗濯もしなきゃ。あ、明日は燃えるゴミの日だ」など、いかに効率よく家事をこなすか構想を練りながら帰っている状態。
愚痴ばかりの思考に比べたら、心身が充実するのは当たり前です。
しかし、たまには実家で骨休めするのも必要だと思っています。
一人のときは、何とか料理も掃除もしています。
母と姉が遊びに来たときは「これだけ出来るんなら家でもやんなさいよ・・・」
いいえ、能ある娘は爪を隠すのです。
今日は爪を隠して、愛犬と添い寝です。



今、父親が茶碗蒸しを作ってくれています。
私が一番好きな食べ物は、父特製の茶碗蒸しです。
味はもちろんですが、これを食べると元気になります。
不思議なもので、私が落ち込んでいるとき、父がよく作ってくれます。
辛いことがあってどうしようもなかったとき、父がそのときに限って、ボウルいっぱいの特大茶碗蒸しを作ってくれました。
この優しい偶然に、私は「何でもない」と言いながらボロボロ泣いて食べました。
そろそろ、懐かしくて美味しそうな匂いが漂って来る頃です。