螺旋と春風

今日は美容院に行って来ました。
私は、この美容院に高校生の頃から通っています。
母も姉も通っているので、10年来のお得意様です。
何となく、美容院を変えるのは勇気が要ります。
今の所に不満がある訳でもないし、新しく開拓する気力もないのでズルズル通い詰めています。
美容師さんとも顔なじみなので、気が楽です。
自分の好みだとか、髪質だとかを一番知っている人なので、大体「お任せ」です。
最低限、「今日は短くして下さい」「伸ばし途中なのであまり切らないで下さい」「ストレートで」「髪染めます」と伝えるだけで、あとは勝手にやってくれます。
ときどき「これ以上切ると似合わないから無理」とか容赦ないことを言われたりもしますが、返って有難いし、信頼出来ます。



今日は、デジタルパーマにリベンジしました。
クセっ毛の私は、過去にストレートパーマを何度もかけています。
その為、半年前にデジタルパーマをかけたときは無残、1週間足らずでクセ毛のようなパーマ頭と化したのでした。
美容師曰く、「私史上一番髪が長い」状態なので、性懲りもなく挑戦です。
最近は、ストレートパーマもかけていないので、大丈夫なはず、です。



この美容院はいつも混んでいます。
通い始めたときは、小さく細々としていたのに。
いつのまにか、大きいフロアに引越しして、アシスタントだった人も一人前にスタイリストになっていたり。
美容師に「ねじちゃんももう社会人3年目か〜。でっかくなったなぁ」と言われますが、この美容院も成長していると思います。
そんな大混雑の美容院、カットとパーマにトリートメントなんてコースは、5〜6時間の拘束を余儀なくされます。



私は、ここぞとばかりにファッション誌を読み漁ります。
そんなに長時間も居座れば、3、4冊は目を通せます。
ここ数年、ファッション誌は購入していません。
立ち読みか、美容院で済ませています。
理由は簡潔で、「部屋にあると美観を損ねるし、長持ちしないから」です。
美観という観点は個人的な物で、単に部屋に置きたくないだけです。
我が家の本棚には似つかわしくないので。
そして、ファッション誌の提供する情報は「このシーズン限り」だから、一度目を通すだけで終わってしまいます。
間違えても、来年の同シーズンには参考になりません。
ぶ厚いので、捨てるのにもかさ張るという結果に行き着いたので辞めました。
読むの事態は嫌いではないのですけれど。
でも、明らかにモデルの着ている服は薄着過ぎるし、あくまで服は着る人を選ぶので参考程度になってしまいますが。
よくある「OL着まわし30日」とかいう類は中々チャレンジ出来ることではないと思います。
前の会社で女性営業の先輩と「こんな格好で取引先に行けるか〜!!ジャケットの下がノーズリーブなんてありえん!!」と批判したのを覚えています。



何の雑誌か忘れましたが、「あなたの心に残る名言」というような投稿記事がありました。
先日の私の日記と被っていたので、興味深く読みました。
中でも、良いと思ったのが
「あなたは、もし10年前に戻れたら・・・って思ったことありませんか?今のあなたは、10年後から来たあなたです。さぁ、やり直して下さい」
というような言葉です。
うろ覚えなので多少違いますが。
本当に上手い言葉だと思います。
後悔するのが解っているなら、まっさらな未来がある今がチャンス。
解っているんですけれど、中々上手く行きません。



さて、5時間の大手術の末、髪の毛が渦巻いてます。
それがいつまで続くのか、これからが勝負です。