カスピ海に捨てたよ

古本屋でまとめ買いした故、同じ著者の作品ばかり。

人生激場 (新潮文庫)

人生激場 (新潮文庫)

すっかりはまってしまった彼女のエッセィです。
今回も笑わせてもらいました。
本当に、思考回路がそっくりで、私が上手い表現方法を見付けられずに飲み込んだ想いを見事に言い放ってくれます。
開き直りっぷりが半端でなく、ここまで来ると潔くて格好良いです。



人は下手に隠すから、事実よりも誇張して捉えられてしまうし、後ろめたさを感じてしまうのです。
何事も、正々堂々とするのが一番です。
私は、数年前から悟りを開いて、必要以上に飾るのは辞めました。
あくまでそれは内面の話で、見栄っ張りなのは一生直らないと思います。
私は、意外と現状に満足しています。
今持っている物は失いたくないけれど、もっと欲しいとは思いません。
だから、今更飾っても疲れるだけだし、そんな労力使うのは勿体ないと思うようになりました。
だから、初対面の人と飲んでも、可愛いカクテルなんか飲みません。
少し意味合いが違うような気もしますが。