翼を授ける

ジャケ買い
私はよくやります。
CDはあまり買いませんが、本とか雑誌では多いです。
大して内容に興味がなくても、部屋に飾ると幸せな気分にさせてくれる物たちが大好きです。



そして、最近は「瓶買い」をしてしまいます。
瓶がキレイだったりお洒落なお酒を買ってしまいます。
ワインを選ぶときは、外見重視です。
ただ問題なのは、あまりにも気に入ってしまうと飲むのが勿体無くて飲めないということです。
北海道で買った梅酒は、細長い瓶に入っていて、ラベルも素敵なので気に入っています。
いつになっても飲める気がしません。
逆に、外見が気に入らない物は、即行胃の中に処分します。
紙パックの梅酒だとか、結婚式の引き出物にある座席表代わりの名前入りワインだとか。



先日、友達と名前入りワインを処分すべく奮闘しました。
しかし、どう頑張ってもコルクが開きません。
ここで諦めて、後日一人で格闘するのも寂しいし、飲まないまま処分することは勿体無いお化けが毎晩枕元に来てしまいます。
こんな忌々しいワインは今日中に処分しなければ、とばかりに意地になった我々は、コルクをほじり出すという暴挙に出たのでした。
半分掘り進んだ所で限界を感じ始めます。
そして取り出したドライバー×2本。
何で、女性の一人暮らし部屋に本格的なドライバーが二本も存在するのか、という愚問は受け付けません。
それを器用に駆使してコルクに穴開けました。
最終的にコルクは瓶の中へ。
晴れて、ワインを頂くことが出来ました。
苦労して味わったワインは甘くて美味しかったです。



もう一本、私はリキュールを仕入れていました。
「iichiko BAR (かぼす)」です。
たまたま、仕事中ドンキで発見して購入したのでした。
美味しそうな上に、瓶も可愛い。
これは、味が知りたかったので直ぐに頂きました。
美味しかったです。
しかし、空き瓶を捨てるのは勿体無い。
再利用法を考えた末、観葉植物用の水入れにすることにしました。
加地君と木村さんに水をあげるときは、必ず一日置いておいて室温にします。
水道から直接あげると水温が冷たいので風邪を引いてしまうからです。
今までは、クリスタルカイザーの空きペットに入れていたのですが、やはり見栄えがよくありません。
そこで、この瓶の登場という訳です。
飼い主に似て、酒の強い植物になりそうで心配です。