春眠から醒めれば

最近は幸か不幸か、多忙を極める毎日です。
パソコンを1週間ぶりに開きました。



仕事は今手掛けている仕事がピークを迎えて、毎日帰りは遅いです。
こう書くとキャリアウーマンっぽくて格好良いですが、現実はそんなに甘くはありません。
数千万を掛けた大プロジェクトだとか、年間数千万の商談進行中だとか、そんな大きな仕事はあり得ません。
現実は、1ケース1万にも満たない消耗品をコツコツ売っています。
ときには電気屋になり、ときにはドリル片手に作業する、そんな仕事です。
色々なことをやりますが、堅実がモットーの当社は一度きりの大きな物件よりも、1品種の消耗品を採用してもらうことが頑張る意義であります。
客には確実に利益以上の奉仕をしているので、上手い商売ではありませんが、新人の私には良い授業料だと言えます。
今回の仕事で一番甘い汁を吸ったのは、思わず数百万の売上げが舞い込んだ電気量販店の店員でしょう。



先週の金曜は長野県松本市に赴きました。
目的は、そこにある業者さんに挨拶することでした。
当時、松本は桜が満開でした。
まさか、また桜に出会えるとは、今年は花見らしい花見をしていなかったので感激です。
お決まりの蕎麦をご馳走になり、松本城を見学しました。
さりげなく、松本城のトイレにはウチの会社オリジナルの消臭剤が置いてあるので、行く機会があれば気にしてみて下さい。
最後に、業者さんとウチの商品を多数採用して頂いている施設へ。
そこでは、仕事の話は一切していませんでした。
「夏はそこら辺に蛙がわんさか沸いて、雨の日の道路は悲惨だよ」とか「ノロウィルスも大変だけど、毒キノコを食べたときの方が一大事だ」とかそんなほのぼのとした話題でした。
お土産に、希少価値の高い観葉植物の株を分けてもらいました。



土日は、友人の結婚式の為、大阪へ。
道頓堀で食い倒れてきました。



月曜日は、先日訪問した長野の業者さんの山で採れた蕗の薹がたくさん会社に届きました。
社員で山分けし、持って返って来ました。
実は、蕗の薹を食べるのも料理するのも初めてです。
調理法を聞いて加工しましたが、私には苦手な味でした。
仕方なしにビールで流し込みました。
もしかしたら私の料理が下手なだけなのかもしれないので、週末実家に持って帰って、父に天ぷらを作ってもらうことにしました。